もしもペット

もしも海外に行くことになったら

フェレットを海外に連れて行く

フェレットは日本を出るときの検疫はふつういりませんが、日本に帰るときの条件がとてもきびしい動物です。帰るときは、狂犬病がない「指定地域」で6か月、またはそれ以外の国の決まった施設で12か月飼われていた、などの証明が必要です。連れて行く前に、必ず検疫所に「帰れるか」を相談してください。

出発までの準備(目安)
4か月〜
費用の目安
7.6万〜17万円(往復・ペット1匹)
日本の出国検査
ふつうは不要
日本に帰るとき
6〜12か月の条件あり
⚠ 日本に帰れないことがある

多くの国から、短い滞在で日本に連れて帰るのはとても難しいです。日本で飼っていた期間を条件に数えられるかもはっきりしません。出発前に、着く予定の空港の検疫所(厚生労働省)に必ず相談してください。

確認が必要な点

日本で飼っていた期間を、帰国の条件(指定地域で6か月など)に数えられるかは確認できていません。日本からEUへ行くとき、だれが公的な証明書を出すかも確かめてください。

出発日から、やることを日付で出す

日本を出るときにすること

行き先の国のルール

フェレットのルールがわかっている例です(ほかの国は大使館で確かめてください)。

日本に帰るときにすること

費用の目安

往復で、自分で手続きする場合の目安です。

ペット1匹あたり・人の航空券は含みません

合計の目安7.6万〜17万円
マイクロチップ・狂犬病の注射EUなど求める国の場合
8,000円〜2万円
日本の病院の健康診断・証明出発前に
3,000円〜1.5万円
ペットの飛行機代(往復)人の航空券とは別に1ケージごと。ANA:同じ地域内2.5万円、北米・欧州など4万円
5万〜8万円
キャリー丈夫なもの
5,000円〜1.5万円
現地の政府の衛生証明書帰国時
1万〜4万円

動物検疫所の検査は無料です。全体の相場ははっきりした資料がないため、幅をもたせた目安です。

飛行機に乗せるとき

飛行機のどこに乗る?(貨物室・貨物便・客室)をくわしく ›

移動の負担を減らす

フェレットは汗をかけず、息で体を冷やすこともできないので、暑さにとても弱い動物です。

🌡
暑い時期は涼しい便

キャリーの中が暑くならないようにします。夏は朝や夜の便を。

⚠
熱中症のサイン

ぐったりする、よだれ、速くて浅い息、意識がなくなる、けいれん。すぐに体を冷やして病院へ。

🧺
においのついた布を入れる

いつも使っている布で落ち着かせます(夏はカバー不可の航空会社も)。

言葉の意味と、なぜ必要か

日本に帰れるかを先に確かめる理由

フェレットやハムスターは、日本に帰るときの証明書の条件(決まった施設で6〜12か月、または生まれてからずっと)がきびしく、行ったあとでは間に合わないことがあります。連れて行く前に、着く予定の空港の検疫所に相談しておくのがいちばん大切です。

厚生労働省の輸入届出

人にうつる動物の病気(動物由来感染症)を防ぐための制度です。フェレット・ハムスター・鳥などを日本に入れるとき、行き先の国の政府が出した「病気がない」証明書をつけて、着いた空港の検疫所に届け出ます。日本で飼っていた子も対象です。

指定地域

日本が「狂犬病が出ていない」と認めた地域で、アイスランド・オーストラリア・ニュージーランド・フィジー・ハワイ・グアムの6つです。日本から直接行って、そこだけにいて帰るなら、日本に帰るための注射・抗体検査・180日の待機は条件になっていません(マイクロチップは必要)。

狂犬病

狂犬病は、かまれるなどしてうつるウイルスの病気で、発症するとほぼ100%亡くなります。人にもうつります。日本では1957年を最後に国内で出ていない、世界でも少ない「狂犬病がない国」です。海外から入りこまないように、犬・猫などを日本に入れるときは、注射と検査で「うつっていない・うつらない」ことを確かめます。

健康証明書と政府の裏書き

出発の直前に獣医が「健康で、病気のしるしがない」と証明します。さらに国の機関(日本なら動物検疫所、アメリカならUSDA)が確認の署名をすることを「裏書き」といいます。裏書きがあると、相手の国が「その国の政府が確かめた書類」として受け入れてくれます。多くの国で「出発の10日以内」など有効期限があります。

行き先の国の条件を先に確かめる理由

入国の条件は国ごとにまったくちがい、連れて行けない国や、着いてから長く隔離される国もあります。準備の順番や期間も変わるので、行き先が決まったら最初に確かめます。

よくある質問

Qフェレットを海外から日本に連れて帰れますか?

A条件がとてもきびしく、短い滞在での往復は難しいです。帰るときは、行き先の国の政府の衛生証明書で「狂犬病がない指定地域で6か月」「決まった施設で12か月」などの条件を証明する必要があります。連れて行く前に検疫所に相談してください。

QEUに連れて行くには何が必要ですか?

AEUではフェレットは犬・猫と同じあつかいで、マイクロチップ、狂犬病の注射(注射から21日以上たってから入国)、公的な証明書が必要です。日本は抗体検査がいらない国です。

Q費用はいくらかかりますか?

Aペット1匹・往復で7.6万〜17万円くらいが目安です。人の航空券は入っていません。

Q移動で気をつけることは?

Aフェレットは汗をかけず、暑さにとても弱い動物です。夏は涼しい時間の便を選び、キャリーの中が暑くならないようにします。

出典・確認日(2026年10月26日)
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このページの内容は2026年10月26日に、動物検疫所・各国の公式ページなどで確かめた目安です。ルールは変わることがあるので、必ず公式ページでも確かめてください。