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ペット保険

ペット保険はいらない?必要?
入る・入らないを、データでくらべる

「入らなくていい」という人も、「入っていてよかった」という人もいます。どちらが合うかは、その子の種類と年齢、家のお金の事情で変わります。

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1. ペット保険のしくみ

ペットには、人のような国の健康保険がありません。治療費はぜんぶ自己負担です。ペット保険は、そのうちの決まった割合(50%や70%など)が戻る保険です。

出るもの(多くの保険)
  • 通院
  • 入院
  • 手術
出ないもの(多くの保険)
  • ワクチン・健康診断
  • 避妊・去勢
  • 入る前からの病気

2. 入る・入らないのくらべ

保険に入る

  • +手術など、高い治療費の一部が戻る
  • +値段を気にせず、治療を選びやすい
  • −何もない年も、保険料は戻らない(掛け捨て)
  • −歳をとると保険料が上がる(小型犬では10歳で、3歳のころの約2.7倍)
  • −出ない病気や、1年の上限がある

保険に入らない

  • +保険料がかからず、貯めたお金は何にでも使える
  • +対象外や上限を気にしなくていい
  • −貯まる前の大きな病気は、ぜんぶ自己負担
  • −あとから入りたくても、年齢や病気で入れないことがある

3. 「いらない」と言われる理由

1
使わない年は、保険料が戻らない

若いうちは病院に行く回数が少なく、使わない年が続きやすいです。

2
歳をとると、保険料が上がる

10歳では、3歳のころの約2.7倍になります(小型犬・70%の真ん中の目安)。

3
出ない病気や上限がある

歯の治療やパテラなど、保険によっては出ない病気があります。

4. 「入っていてよかった」と言われる場面

1
若いうちに手術になった

パテラの手術は1回約24万円(犬・真ん中の値)。70%の保険なら、約16.8万円戻ります。

2
一生つづく病気になった

心臓の弁の病気(10歳以上の犬)は、1年で約10万円。毎年かかります。

3
誤飲で手術になった

飲み込んだ物を手術で取ると、1回約11万円(犬・真ん中の値)。若い子に多い事故です。

5. 年齢ごとの治療費(1年)

犬

0〜4歳約2.2万円
5〜9歳約3.9万円
10歳以上約9.9万円

猫

0〜4歳約1.6万円
5〜9歳約2.1万円
10歳以上約4.7万円

保険に入っている子のうち、その年に保険を使った子の、1年の治療費の真ん中の値です(アニコム「家庭どうぶつ白書2025」)。手術があると、1回で10〜30万円かかることもあります。

6. 入らなくていい人・入ったほうがいい人

入らなくても困りにくい手術1回ぶん(20〜30万円)を、すぐ出せるお金がある。
入っていると困りにくい急に20〜30万円かかると、生活がきつい。値段で治療をあきらめたくない。

どちらが正しいということはありません。うちの子のかかりやすい病気で、くらべてみてください。

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7. 入るなら見るところ

  • 補償の割合(50%・70% など)
  • 1年の上限、1日の上限・回数
  • 通院も出るか(手術・入院だけの型もある)
  • かかりやすい病気が対象外でないか
  • 保険料の上がり方
  • 何歳まで新しく入れて、何歳まで続けられるか

8. よくある質問

ペット保険は入らなくていい?

人によります。手術1回ぶん(20〜30万円)をすぐ出せるお金があれば、入らなくても困りにくいです。急にその額が出ると生活がきつい場合は、入っていると困りにくいです。

ペット保険に入る必要はある?

入らなければいけない決まりはありません。ペットには国の健康保険がないので、治療費はぜんぶ自己負担です。その負担を保険でならすか、貯金でそなえるかの違いです。

猫に保険はいらない?

猫は犬より1年の治療費が少なめで、保険料も安めです。ただし、尿道がつまる病気や、高齢の腎臓病・甲状腺の病気など、長く続く治療もあります。

入らなくて後悔することは?

よく聞くのは、若いうちに手術になったときと、一生続く病気になったときです。あとから入ろうとしても、その病気は補償されないことがあります。

元は取れる?

病気をしなければ、払った保険料は戻りません。大きな病気をした年は、保険料より多く戻ります。損か得かは、病気になるかどうかで決まります。

貯金とどっちがいい?

貯金は、病気をしなければ手元に残り、何にでも使えます。ただ、たまる前に大きな病気をすると足りません。保険は、入って待機期間が過ぎればすぐ使えます。

何歳まで入れる?

新しく入れるのは、多くの保険で7〜10歳ごろまでです。年齢の上限がない保険もあります。続けるのは一生できる保険が多いです。

持病があっても入れる?

入れても、その病気は補償されないことがあります。治療中だと入れない保険もあります。

入ってすぐ使える?

病気は、入ってから約30日ほど使えない期間(待機期間)がある保険が多いです。けがは、すぐ使える保険が多いです。

病院で、その場で精算できる?

窓口で保険のぶんを引いてくれる保険と、あとから自分で請求する保険があります。

補償されないものは?

ワクチン・健康診断・避妊去勢などの予防や、入る前からの病気は、多くの保険で対象外です。歯の治療やパテラが対象外の保険もあります。

1年にいくらまで出る?

「1年で〇万円まで」「通院は年〇日まで」など、上限や回数の決まりがある保険が多いです。

免責金額って?

1回の治療で「〇円までは自己負担」という決まりです。ある保険では、少ない額の通院は戻りません。

途中でやめられる?

多くの保険で、いつでも解約できます。払った保険料は、基本的に戻りません(掛け捨て)。

更新のときに気をつけることは?

保険料は毎年上がることが多いです。大きな病気のあと、その病気を補償しない条件がつく保険もあります。

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数字は、アニコム「家庭どうぶつ白書2025」と、主な保険会社の公開保険料(通院・入院・手術つき、多くは2026年10月時点)をもとにした目安です。特定の保険をおすすめするものではありません。くわしい条件は、各社の重要事項説明書でご確認ください。